明るい未来を空想する文筆家

もの事の捉え方や、気づき発信中。明るい未来や楽しいことを見つけて書いています

自分なりの落ち着き方を見つけておく

ブログをご覧いただきありがとうございます。

絢子(あやこ)です。

 

久しぶりに紙の本を読んでみて、とても深く落ち着く体験をしました。とにかくリラックスできて純粋に楽しい。読んでいるのは、益田ミリさんのコラム集『東京あたふた族』。このような文章自体の面白みがあって、何気ない話しも楽しませてくれる作家さんの本は、断然紙で読むのが楽しいのです。

表紙をめくった最初のページには、トレーシングペーパーのような薄紙が1枚挟まっていて、次のページでイラストが完成するつくりになっていたりして。こういうワクワクも紙ならではです。

 

電子書籍と紙の本の違いって何かと考えたとき、それは読み終わったあとの余韻だと気づきました。

 

1ページにゆったりした間隔で配置された文字の並びは、のんびり読んでいいよ、と許可を出してくれるようなおおらかさがあるのです。

 

電子書籍オーディブルに慣れると、内容を理解することがメインになり、パラパラ読み飛ばしたり、1.8倍速で聞くことが多くなります。それはそれで情報収集のためには良いのですが、少し味気なくも感じます。

 

スマホやPCから離れて、紙の本をゆっくりと目で追いながら読む幸せ。特に益田ミリさんのコラムはクスッと笑えるところがあったり、家族の話しでしんみりするところがあったりして、コラムを読み終わったあとの余韻が長いのです。余韻まで含めて楽しめるのは、紙の本ならではだと思います。

 

本だけでなくても、自分だけの落ち着く方法を見つけておくと、人生の幸せ度がグンと上がります。

 

 

今日も素晴らしい一日を。