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あやこです。
時が経っても残るモノの魅力。
いきなりですが、絵本の良さは、さわり心地だと思うのです。ちょっとぶつけたくらいでは凹まない硬い表紙や、表紙を開いたときのサラッとした中表紙。丈夫でツルンとした紙は、子どもの大胆なページめくりもドンと受け止める安心感があります。
娘と帰省したら、小さい頃、私がよく読んでいた絵本が出てきました。初版を見たら、1982年。年季を感じさせます。触ってみると、懐かしい質感。そうそう、絵本ってこんな感じ。硬くて、ガッチリと物語を封印しているよう。寝る前にどの絵本を読んでもらおうか、ワクワクしながら選んでいた当時の気持ちが蘇ってきました。
30年以上前の絵本
時が経っても、絵本は絵本らしくどっしりと存在していました。いまはデジタルデータが多くなり、たっぷりとその恩恵を受けていますが、質感の魅力はやはりモノに勝るものはないのです。
感情をともなった記憶は頭に残りやすいと聞きます。その感情の引き金となるのが、ときにモノを触ったときの質感だったりします。
つまり、質感によって感情が引き出され、忘れられない記憶が形成される。記憶は質感に宿るのかもしれない。
絵本から大切なことを教えてもらいました。
今日も素晴らしい一日を。