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絢子(あやこ)です。
感情をともなった記憶は定着しやすい。
いろんな覚え方がありますが、基本は繰り返しが大切です。が、例外として一度伝えただけで覚えてもらえる方法があります。それは、相手の感情を動かすことです。感情とともに伝わってきたできごとは記憶に残りやすいと言われます。
例えば、AさんがKさん(あまり知らない同僚)とSさん(あなたが気になっている同僚)とゴルフに行ったことを報告してくれた場合。
Aさん「この前の休みにKさん(あまり知らない同僚)とゴルフに行ったんすよ」
Aさん「この前の休みにSさん(気になっている同僚)とゴルフに行ったんすよ」
どちらが記憶に残りやすいでしょうか?
おそらく後者だと思います。ふつうにゴルフの報告をされるより、気になっているSさんが出てきた方がエッと驚きがありますよね。この時点であなたの頭の中では、「AさんはSさんとゴルフに行った」という事実が刻まれます。
もし、あまり知らない同僚のKさんだけを出した場合、Aさんがゴルフに行ったという記憶はあまり印象に残らないでしょう。
このように、一回伝えただけでも記憶に残りやすいのは、相手の感情が動いたとき。事実だけではなく、感情も動かすことができれば覚えてもらいやすくなるのです。
今日もすばらしい一日を。