こんにちは。
他人の言動で、自分が傷ついてしまうこと、ありませんか。
心が優しいのね、と言われれば良い気もしますが、本人は大変ですよね。
ふと傷ついてしまう瞬間
例えば、入ったカフェでとなりの女性2人が共通の友人らしき人の悪口を言っていたり、親戚が知り合いの悪口を言っていたり、会社の同僚が上司に強く怒られていたり。
自分に直接関係はないけれど、そんな場面に遭遇すると、キューっと心が締め付けられるような息苦しい感覚になることがあると思います。
まるで落とし穴のように、フッと心が暗くなってしまう、
言わば、ネガティブの落とし穴。
そんなネガティブの落とし穴は、いたるところに掘られています。
落とし穴に落ちる人、落ちない人
その落とし穴に、無防備にハマってしまう人と、スーッと自転車で横を通り過ぎられる人がいます。もしくは、同じ人でも、ある落とし穴には落ちないんだけど、ココのは落ちちゃうんだよね、というように落とし穴の種類によって落ちる時と落ちない時がある人もいると思います。
『ネガティブな落とし穴』対策
どうすれば、よけられるのか。
私も割と幼少期から他人の言動によって、勝手に気分が下がってしまうことがあり、ネガティブの落とし穴に落ちてばかりでした。
平気な人からすれば、慣れるよ、とか年をとれば神経が図太くなるから大丈夫、などなぐさめれますが、私の経験上、これに慣れることは、ほぼありません。
だから対策は、これに尽きます。
ネガティブの落とし穴を見つけたら、とにかく避けること。
例えば、カフェのとなりの席の人が悪口を言っていたら、別の席に移動する、またはイヤフォンで周りの音をシャットアウトします。
相手にとっては、たまたま近くにいた見ず知らずの人が勝手に傷ついているだけなので、相手に悪気はありません。そりゃ生きていれば、嫌なことを吐き出したくなる時もあるでしょう。相手を責めても、解決はしません。むしろ嫌な気持ちが大きくなるだけ。
そこで、私が実行している対策はこちら。
ネガティブの落とし穴を見つけたら、
・すぐに避ける(がんばって飛び越えようとしたりしない)
・その穴を掘った人を責めない
この2つを意識すると、だいぶ気持ちがラクになります。
もしも、不意に落ちてしまったときは、深さを確認して、土を払えば大丈夫。そのうちにはしごがするすると降りてきて、すぐに明るい地上に出られます。
そしてもう一つ付け加えておくと、そうやって対策をしていると、別の落とし穴に落ちても、すぐに落ち着きを取り戻せるようになってきます。
最近では『レジリエンス』という言葉が多く見られますが、それはしなやかに生きるということ。ネガティブな落とし穴はいたる所にあるけれど、よけたり、落ちても深さを確認すれば大丈夫。気をラクにして、ぜひ毎日をしなやかに、自分のペースで過ごしてみてください。
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今日も素晴らしい一日を。