ブログをお読みいただきありがとうございます。
絢子(あやこ)です。
先日、横浜のカップヌードルミュージアムに行ったときのこと。ひとつの大きな気づきがありました。
館内は、半分以上が海外のお客さんで、海外の観光地に来たような気分。
カップヌードルミュージアムという名前ですが、内容は、まさに創業者安藤百福氏の『カップラーメン開発ヒストーリー』ミュージアム。私含め、プロジェクトXや開発秘話、みたいな番組が大好きな方にはたまらない展示です。
その中で、大きな気づきがありました。
人生に遅すぎるということはない。
安藤百福氏の名言です。カップラーメンの開発をスタートさせたのは、60歳になってから。そこから日本のみならず世界中にカップヌードルを届けようと努力を続けます。
この言葉自体は、色んな方が使う有名な言葉ですが、私は今のタイミングで、この言葉にハッとしました。最近、30代半ばをすぎて、20代からどんどん離れていく現実に、内心焦りを感じていました。もちろん40代、50代から見ればまだ若いかもしれない。でも、20代から見たら、もう若くない。
『今がいちばん若い』とは思えなくて、若かりし頃の自分から見ると、『今がいちばん年をとっている』と捉えていました。無意識のうちに。
年齢は気にしていないつもりでも、やっぱり気にしていたんだなぁと、自分の気持ちが見えた瞬間でした。
自分の気持ちは、案外自分がいちばんわからないもの。見たくない部分にフタをしていたり、強がっていたり。
無理に自分を理解する必要はないと思いますが、ふと自分の本心が見えたときは、受け入れるのがいいと思います。否定せずに、あ、私はこんな感情を抱いていたんだ、と自然と受け止めるだけ。すると心も軽くなり、日常がラクに過ごせる気がします。
自分の本心が見えたら、受け入れる。
本心は、誰も知らない自分だけの感情なので、ペットにハグするように(ペット飼っていませんが)、ただ受け入れていきたいと思います。
※画像は、佐藤オオキ氏デザインのカップヌードルカップ(セラミック)。こんな風に常識をこえて軽やかに進みたい。
今日もすばらしい1日を。